塗装作業

外壁塗装の常識!塗装を成功させるカギは足場づくりだった!!

足場の組み立ては、工事中の建物ではよく見かけるものです。建築、増改築ではもちろんのこと、外壁塗装でも足場は必要になります。

しかし、どんな外壁塗装にも足場は必要なのでしょうか?ここでは足場が必要になる理由や、実際に足場を工事に利用した際の費用についてみていきます。ぜひ施工費の相場の参考にしてください。

外壁塗装における足場の重要性

塗装の規模にもよりますが、業者を介したほとんどの外壁塗装において足場設営は必須になります。

外壁塗装の足場がどれくらい重要なのか、項目ごとに掘り下げていきます。

 

工事の安全性が向上する

足場を設営することは、施工を安全に行うことに直結します。安定した姿勢で無理なく作業させる重要な役割を担っています。規模の小さい戸建て住宅の場合でも、作業員を守る安全対策のために足場が必要であることを認識しておきましょう。

作業効率が上がりクオリティが向上する

足場によって、足元が安定して安全に作業できます。また足場設営により、垂直方向の移動など立体的な作業分担も容易になるので、作業効率が向上します。これにより工期を大きく短縮する事もでき、作業も丁寧に行うことができるので仕上がりも良くなります。

足場があると近所へのフォローが容易

足場設営をする際に外側にネットをかけることができます。これは周囲に塗料の飛散を防ぐ養生シート「飛散防止ネット」としての役割を果たしてくれるので、近隣の住宅に塗料がかかってしまうというトラブルを避けることができます。

 

 

この3点において外壁塗装に際して、足場設営をする有用性が理解できたかと思います。一方で、戸建て住宅など小規模な塗装業務において足場なしや足場代無料を掲げている業者も存在します。そのような業者が抱えるリスクについて知っておきましょう。

足場の無料業者は注意

塗装業者の中には、住宅の塗装の際に足場設営の料金を無料にするとアピールすることがあります。「近くなら移動が少ないから」、「自社で足場設営をするから」などもっともらしい理由を並べて、契約の際の決め手にする人もいるかもしれません。足場代は無料にできるものなのでしょうか?足場設営の手順も含めて、どういった部分で料金が発生しているのか見ていきましょう。

 

そもそも足場を設置しないので無料というケースもありますが、足場なしは外壁塗装の仕上がりや作業員の安全性、近隣への配慮を含めた面からみて好ましくありません。一方、足場設営を無料にするといった場合は、より悪質性が高い可能性があります。そもそも足場設営と、外壁塗装は厳密には別の業務です。

 

足場設営を専門に請け負う会社は、全国に多数存在しています。建設・塗装会社はこの専門業者に足場設営業務を委託する場合が一般的です。塗装会社が足場を組んで塗装作業するには大きく分けて4つのパターンがあります。

 

  1. 塗装店が足場を所有、自社で設営をする(完全自社施工)
  2. 塗装店が足場をレンタルして、自社で設営をする(準自社施工)
  3. 塗装店が足場業者に依頼、設営をしてもらう
  4. 塗装店が足場業者に依頼、足場業者が他からレンタルして設営する

 

以上の4つが一般的な足場を設営するパターンです。1のパターンが最も安い値段設定で組み上げることが可能です。しかし、ほとんどの塗装店は足場業者に依頼する場合がほとんどです。

 

足場に発生する料金は、運搬費用・設営撤去の人件費・ガソリン代・レンタル代です。自社で所有する際にもレンタル料金の代わりに倉庫保管費や土地代がかかります。これらの点を踏まえてみると、足場代を無料にすることは不可能です。専門業者に依頼しているなら、施工費用はどうしても掛かります。完全自社施工でもこれらを無料にすれば、その分のしわ寄せがあります。

 

足場無料という場合は、足場代金以外の業務で足場代分の料金を回収している可能性が高いです。そういった業者は信頼しづらいので避けたほうがいいでしょう。自社施工なら委託と比較して、ある程度の料金軽減は考えられますが、無料にすることは不可能です。一方、塗装店側で足場を用意できないという場合に、施工主側で足場を作成することを検討している場合もあるようですが、これは危険な選択肢です。その理由について次で詳しく見ていきましょう。

足場のDIYってできるの?

そもそも足場を組むには、専門の資格を所有した責任者(※)が必要になります。そのため設営の際には、上記の人材を確保しなければならないので、ほとんどの塗装業者は専門業者に依頼する形になります。以上の理由から、特別な講習を受けていない施工主では足場を設営・作成することはできず違法となる為、DIYをすることは現実的に考えて不可能です。

 

※足場の組立て等作業主任者…足場の組立て等作業主任者技能講習を修了した人材を指す。足場の組立、解体や変更作業を行う際に作業主任者として監督させる義務がある。

足場の種類や費用相場を知ろう

施工主は足場設営に携わるわけではないので、足場の種類や業務面について詳しく理解する必要性は薄いです。しかし法律違反に抵触する簡易で粗悪な足場を組んで作業する業者も存在するため、どんな種類の足場が一般的なのかは把握しておきましょう。現在ではあまり起用されないものもありますが、大きく分けて3種類の足場があります。

 

1.単管パイプ足場

単語の通り鉄パイプを組み合わせる足場です。間隔をあけて管パイプを2本平行にして設置していきます。安定性に欠けるため、危険性が伴う足場で現在ではほとんど採用されることがありません。しかし、設営の自由度が高いのでスペースが狭く通常の足場を運搬・設営できない場所で起用することはあります。

2.単管ブラケット足場

パイプの上にブラケットという金板を設置して、板の上に足場を確保する方法です。板と単管の接合が甘いと揺れやすく、不安定になる場合があります。また足場のブラケットとパイプの間には1つ1つボルトを締めていく、工程もあるので所要時間が長い傾向にあります。

3.くさび(ビケ)足場

パイプの金具部分にブラケットを載せて組み立てます。組み合わせたパイプ同士の間にブラケットを差し込んでいくので、組立解体が非常に効率的な足場です。またハンマーで頑強に固定されているので、揺れが少なく作業員の安全性にも配慮されています。現在ではこちらが主流の足場となっています。

 

これらは見た目で、どの種類かを簡単に判別できるので、作業面での安全性や施工内容との合致の把握などが容易にできます。くさび型以外の足場設営を提案された際などは、その理由を詳しく聞くといいかもしれません。

 

さらに足場の相場価格について知っておきましょう。

一般的に足場の相場価格は1㎡につき\700~\1,000が相場だといわれています。戸建て住宅の場合、建物の規模によって増減することがありますが20万円前後の足場代が一般的です。ちなみに足場代の詳細については既に説明していますが、設営・解体、運搬費の他にもシートをかける・たたむなどのメンテナンスにかかる人件費も含めた金額です。

 

ちなみに純粋な設営費用を知りたい場合は、足場架面積(住宅の外周+8m)×高さ×平米単価によって算出することができます。平米単価の相場が知りたい場合は、地域相場をまとめているサイトや設置費用をシミュレーションできるサイトもあるのでそちらを利用してください。

 

次に足場について施工主からよくある質問について解説しています。該当する疑問があれば、是非この機会に解消しておきましょう。

足場についてよくある質問

ここでは施工主さんが、塗装業者さんに抱く疑問について解説していきます。ここで不安に感じる部分は、事前に解消しておくようにしましょう。

家の周りある置物や設備の移動はどうすればいいのか?

足場を支えるパイプは外壁からおよそ1メートルまでの範囲を使って設営されるので、移動が簡単なものに関しては事前に移動させておきましょう。

どうしても移動が困難なものは契約時に業者さんに前もって相談しておきましょう。

作業員の手洗いは用意すべき?

基本的にマンションの塗装工事など規模が大きいもの除くと仮設トイレなどを用意するケースは少なく、休憩時や昼食時に近くのコンビニなどを利用する際に、同時に済ませることが多いです。しかし周りにトイレを利用できる環境がなく、在宅しているのなら、自宅の手洗いを貸してあげると作業員が助かります。

家の車庫に車を駐車しているけど、工事期間中は利用できる?

外壁の近辺に駐車している場合、足場設営の妨げや塗装時の塗料付着などのリスクがあります。場合によっては、工事期間中は別の駐車スペースを用意する必要があります。

休憩のお茶やお昼はこちらで用意するべき?

家庭それぞれに事情があるので、用意するかは施工主の心遣い次第です。それらのもてなしの如何で、作業面に影響が出ることはありません。しかし、夏場などの過酷な作業環境では、冷たい水を用意してもらえるだけでもありがたいものです。無理のない範囲でできるだけ用意するといいかもしれません。

 

以上のように普段何気なく思っていても、中々聞けない疑問を持った施工主さんは少なくないようです。理想的な外壁塗装をしてもらうためには、施工主と業者間とでコミュニケーションを十分に取る必要があります。できるだけ疑問は抱え込まないよう、その都度業者さんに確認するようにしてください。

足場は外壁塗装の要(かなめ)

ここまで色々と外壁塗装における足場の有用性について説明してきました。足場設営は「作業効率と質の向上」、「作業員の安全を確保する」、「近隣への塗料飛散の防止」など様々な面において重要な役割を果たしています。外壁塗装を効率的にしたいなら、足場設営に関する知識をある程度持っておくことをおすすめします。クオリティにこだわるなら、なおのこと設備の整った足場を重要視する業者さんを選びましょう。

 

 

 

 

 

 

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