ペンキローラーで壁を塗る

光触媒塗料や光触媒コーティングについて耳にしたことはありますか?これから注目を集める塗料の一つです。 こちらでは光触媒の原理、その原理を利用した塗料やコーティングの効果などを分かりやすく説明しています。光触媒について興味のある人、光触媒塗料を検討中の人は、是非みてください。

次世代の塗料「光触媒塗料」の実力に迫る

多種多様な塗料がある中、次世代の塗料として誕生したのが「光触媒塗料」です。東京大学の教授、藤嶋昭氏によりその原理が発見され、それを利用し光触媒塗料が作られました。日本人の手により開発された今注目の塗料といわれています。この塗料を使って塗装を行なえば建物の外観、性能を今以上に良くすることができるでしょう。 これから光触媒の原理や光触媒コーティングを併せて解説していきます。

そもそも光触媒とは何なのか

日差し画期的な発見

「光触媒」とは自身は変化することなく、光エネルギーで周囲のものを変化させる働きを持つ物質の総称です。例えば、太陽光を葉緑素に当てると二酸化炭素と水が反応し、酸素とデンプンに変化します。それが光触媒(光合成)です。 葉緑素を酸化チタンに変えて太陽光を照射すると、光エネルギーが水を水素と酸素に分解します。藤嶋昭氏は大学院生だった当時にこの作用を発見し、1972年にNature誌に発表されたことで大きな話題となりました。 しかし、なぜ光触媒が塗料やコーティング材の開発に活かされたのでしょうか。それは、酸化チタンに光エネルギーが当たると活性酸素が生成され、汚れの分解をしてくれるからです。その性質を利用して光触媒塗料や光触媒コーティングなどが開発されました。

光を味方に!光触媒塗料の効果

高性能な働き

光触媒塗料は光触媒のメカニズムを利用した塗料です。そんな塗料にはどのような効果が期待できるのでしょうか。

汚れが付着しにくい

光触媒塗料を外壁に塗ると二酸化チタンが表面を覆い、紫外線を浴びた二酸化チタンが活性酸素を発生させ、化学反応で汚れを分解してくれます。さらに、光触媒塗料には親水性があるため、分解された汚れは雨水によって洗い流されます。いわゆるセルフクリーニング効果です。それにより空気中の汚れは外壁に付着しづらく、長期的にきれいな状態を維持することができます。

遮熱効果を得られる

光触媒塗料には太陽光を反射させる遮熱効果があります。遮熱効果のおかげで建物内に熱がこもらず、快適に過ごせるのです。とくに夏は冷房を使う頻度を減らせるかもしれません。ちなみに遮熱効果がなければ日中に建物内に蓄熱され、夜間に放熱されます。そのため、夜になっても暑い状態が続きます。

カビが生えるのを防ぐ

光触媒には防カビ効果や藻の繁殖防止効果もあるため、防カビ塗料や防藻剤を使用せずに済みます。塗料一つでカビと防藻から外壁を守ることができるのです。通常の塗料だと防藻剤が添加されているため時間が経つにつれて効果が薄れてきますが、光触媒塗料は長期的な効力を発揮します。

光触媒塗料に欠点はあるか?

カラーパレットとハケとローラー注意点を理解した上で選ぶ

光触媒塗料には様々なメリットがあることが分かったでしょう。ところが注意すべき点もありますから、光塗料の効果を最大限に発揮させたいのならそれらも把握しておきましょう。

日が当たらないと効果が発揮されない

光触媒塗料は日が当たってこそ効果を発揮するため、日が当たらない場所に塗った場合効果を得ることができません。塗る前に日当たりを十分に確認するようにしましょう。

雨が当たらなければ汚れが落ちない

光触媒塗料にはセルフクリーニング効果があるので、建物に雨が当たる状態でなければ汚れを落とすことができません。汚れの下に雨水が入り込むことで汚れが浮き、雨水と共に洗い流されていきます。ですから、雨が当たるのかということも確認しておきましょう。

塗装が難しい

塗装方法が特別で難しいのも、光触媒塗料の特徴的な点の一つです。それ故に知識や技量がない、経験が浅い業者に依頼すると適量を塗れずに見た目が悪くなり、性能が低下してしまいます。光触媒塗料はリーズナブルとはいえませんから、失敗しないためにも技術力の高い業者に依頼しましょう。

落ちない汚れもある

汚れに強い光触媒塗料ですが、絶対に汚れないという訳ではありません。排気ガス、油など有機質の汚れには強いですが、泥、白華現象、錆汁といった無機質な汚れには弱いです。光触媒塗料でも落とすことは難しいため、日頃から外壁のメンテナンスをしておきましょう。

光触媒のチカラを屋内にも!光触媒コーティングについて

リビングで床に座る母親と小さな子使用用途の広い光触媒コーティング

光触媒塗料は蛍光灯の光にも反応するため、屋内での利用も可能です。専用ガンを使用して吹付け塗装をするため乾燥が早く、塗る量に応じては施工後から約30分で入室できます。 コーティング箇所別の効果を紹介します。

リビング

リビングに光触媒コーティングを施すと、空気浄化の効果を得られます。光触媒をコーティングすることによりシックハウスの原因であるホルムアルデヒド・トルエンが分解され、カビの発生や、ダニの繁殖を防ぐことが可能です。

キッチン

油汚れの防止効果もあるため、キッチンに光触媒コーティングを施すと毎日の掃除がだいぶ楽になります。油汚れはこびり付くと落とすのが大変ですが、これなら楽に汚れ落としができます。

トイレ

消臭・防臭効果を活かしてトイレに塗るのもおすすめです。環境ホルモン物質が無毒化され、アンモニア臭が解消されます。 光触媒コーティングを施すことで室内環境が今よりも快適になることが分かったでしょう。外壁だけでなく室内にも光触媒コーティングを取り入れてみるのはいかがでしょうか。

日本生まれの優れた技術、光触媒で自宅を快適に保とう

光触媒がどのような働きを発揮するのか分かったはずです。建物のメンテナンスを行なうなら、高い性能を希望するでしょう。光触媒塗料や光触媒コーティングはその望みを叶えてくれるのです。まだ認知度は高いとはいえませんが、これから需要が伸びてくるに違いありません。そんな光触媒塗料を利用して建物を快適に保っていくと良いでしょう。

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