ソファで悩む男性

外壁塗装は、建物の耐久性を高める大事な工事です。「外壁塗装なんてしなければ良かった」と後悔しないために、外壁塗装で起こりうるトラブルについて把握しておきましょう。後悔しないためのポイントを押さえておけば、納得のいく外壁塗装を行なえるはずです。

せっかくの外壁塗装で後悔する人がいるって本当?

バケツとブラシ 外壁塗装を行なうと、弱まった住宅の保護効果が戻るだけなく外観も美しくなります。また、外壁塗装では、目的や気分に合わせて塗料を変更することができるので、気持ちも一新できるでしょう。 外壁塗装は一見良いことばかりのように見えますが、中には「外壁塗装をしなければ良かった」と後悔する方もいるようです。何故、外壁塗装で後悔することになってしまうのでしょうか。外壁塗装で失敗しないために、失敗例やその原因を詳しく紹介していこうと思います。外壁塗装の実施を検討している方は、是非参考にしてみてください。

実は多い!外壁塗装で起こり得るトラブルとは

優良な外壁塗装会社に紛れる悪徳業者

外壁塗装を手掛けている業者には、塗装専門業者もあればリフォーム業者や工務店などもあります。つまり、元々外壁塗装を専門で行なっているところもあれば、新規参入で手掛けるようになったところもあるということです。パッと見は同じサービスを実施しているように見えますが、両者には「実績」という大きな差があります。外壁塗装を専門に行なってきた業者にはきちんとしたノウハウがありますが、それ以外の業者にはあまりありません。そのため、トラブルの発生リスクのも違いますし、万が一同じようなトラブルが起こった場合の対応の早さにも差が出てきます。工事の不備が原因で再工事が必要となれば、その分時間も費用も多く掛かってしまいます。建物にダメージが及ぶ可能性もあるでしょう。はじめから、信頼できる専門の業者にお願いした方が安心・確実と言えます。 ここでは、まず悪徳業者が存在する理由について紹介します。

悪徳業者が存在する理由

「手抜きをしても、専門知識がなければ気付かれない」、「工事費用や使用する塗料には定価がないため、適正価格が分かりづらい」などの理由から、利用者に高額な料金を請求してくる悪徳業者がいるのです。まさに、利用者の弱みを突いてくる悪質な業者と言えますが、業者選びの際に気を付ければ見抜くことが可能です。業者を一方的に信じるのではなく、「どうしてこの施工が有効なのか」、「価格は適正か」などの点を考えるようにしましょう。優良業者をしっかりと探して選ぶ人が増えれば、悪徳業者は次第に減っていくでしょう。 外壁塗装では、特に以下のようなトラブルが多くなっています。優良業者を選ぶためにも、どのようなトラブルが頻発しているのか、どうして起こりやすいのかを把握しておきましょう。

業者が原因で起こりやすいトラブル

塗料が直ぐに剥がれてしまった

数ヵ月から1年程前に塗ったばかりなのに、既に塗料が剥がれてきているというケースは少なくありません。塗料が完璧に剥がれていなくても、色あせが見られたり塗料が膨らんで凸凹になってきたりした場合も同様に、耐久性はかなり低下しています。外壁塗装では「3度塗り」が基本ですが、工事がずさんな業者では、必要な工程を意図的に減らすこともあり、こうしたトラブルが起こりやすいのです。また、地域や建物の状態に合っていない施工方法や塗料での施工も関係しています。

防水塗料を塗ったのに、サビが発生

本来、建物の耐水性を高めて雨漏りやカビなどを防ぐために行われるのが外壁塗装ですが、その役目を果たさずにサビが発生してしまうケースがあります。これは、塗料がきちんと定着しなかったことが原因です。鉄部や木部には、「ケレン」と呼ばれる下地調整作業が行なわれます。これは、塗装面を削り元々の塗膜やサビをきちんと落とすことで、塗料の定着率を高める大事な作業になります。まさに、外壁塗装で外せない大切な工程と言えます。

請求された料金が見積りよりも高い

見積りより高い料金を請求されるというトラブルは結構多いです。理由は主に2つあります。まず、1つ目は、現地調査がきちんと行われなかった場合です。実際に工事をはじめて、「ここも、あそこも施工が必要」、「塗料はこちらの方が合っているから、変更した方が良い」などの理由で、オプションを追加したりプランを変更したりすることで料金が高くなります。

悪徳業者じゃなくても後悔することがある?

業者も人間です。完璧な施工を目指していても、気付かずにミスやトラブルを起こしてしまうことがあります。どのようなケースが起こりやすいのでしょうか。 まず1つ目が、「想像してた色と違う」というケースです。業者の営業所に置かれている色見本が、常に新しい状態とは限りません。細やかなサービスを行なっている業者であれば、塗料の配合率や色味が少しでも変わった際は実際に確認して、利用者にそのことを伝えてくれます。また、営業所に置いてある色見本が日に焼けて変色しないようにということにも気を付けています。しかし、中には管理が雑で「多少の違いには気付かないだろう」と考える業者もいます。 また、工事前に業者が近隣住民に挨拶をしておらず、「ご近所トラブルに発展してしまった」というケースも少なくありません。外壁塗装では作業現場が高所になることが多く、「窓の外の作業員に部屋の中を見られている感じがする」、「塗料でうちの屋根や壁が汚れるんじゃないか」と訴える近隣住民もいます。通常は、業者が「○月○日~○月○日に外壁塗装工事を予定しております」という旨を書いた案内をご近所のポストに投函します。これをやっているのとやっていないのとでは大きな差が出るため、事前に業者にお願いするようにしましょう。

後悔しないためのポイント

カメラで家の写真を撮る外壁塗装で後悔しない人になるために

基本的な対策

まず、業者のすすめてくる施工方法や塗料を一方的に信じてはいけません。何故それを選んだ方が良いのか、理由を確認するようにした方が良いでしょう。外壁塗装で重要なケレン作業では、ケレンを行なったかどうかを確認するために、ケレン後の状態を写真に残してもらうように業者にお願いしておきましょう。 そして、現地調査時に作業担当者に同行して施工場所とプランを確認しておくと安心です。予定よりも早く作業が進んでいる場合に、「この工程は済んだのですね?」、「あの工程は、これからですか?」と確認しやすくなります。このように、作業担当者とマメにコミュニケーションを取ることで、「そんなこと言っていなかった」、「こうするって言っていたのに」という誤解が生じることを防げます。これは、「料金が見積りと違う」という事態を防ぐためにも有効です。また、業者の中には、見積りよりも請求金額が高くならない「明朗会計」を実施しているところもあります。そうした業者を選べば料金面でも安心です。外壁塗装で色味に重点を置いている方は、「色味サンプルが色褪せていないか」、「実際の色に忠実か」という点を事前に確認するようにしましょう。

悪徳業者対策

悪徳業者は、残念ながらどの分野にもいます。外壁塗装を成功させるためには、以下の点に気を付けて悪徳業者を見抜くようにしましょう。まず、見積りはしっかりと確認して、疑問点があればその都度聞くようにします。この時、実績が豊富な優良業者であれば丁寧に対応してくれますし、説明も分かりやすいです。逆に、対応が不親切で説明が分かりづらく、うやむやにしようとする業者は要注意です。施工が失敗した際は、言い訳をして責任逃れを図ろうとするかも知れません。 追加料金の可能性について、はじめに確認しておくことも忘れてはいけません。悪徳業者の目的は、「楽に工事を行ない、高額な料金をもらうこと」です。そのために、オプションを追加して料金を上げることが考えられます。必要な工程を聞いておき、1つの作業工程が終わるごとに写真で記録を残してもらえば、見積り書通りに施工が行なわれたかどうかをチェックできます。業者を必要以上に疑うことは良くありませんが、過信してもいけません。外壁塗装の工事について、しっかりと関わっていくというスタンスが大事なのです。

自分でできる対策

利用者に代わり、業者が工事予定日時などをご近所に伝えて挨拶することが一般的ですが、業者の挨拶忘れを防ぐためにも自身で予め挨拶を行なっていた方が良いでしょう。外壁塗装工事で足場の近くにあたる住宅や部屋、親しい人や気難しそうな人には特に挨拶をしておいた方が安心です。 挨拶以外にも気を付けたいことは、色の確認についてです。実際の色に忠実な色見本を見て塗料を決めても、「自分がイメージしていたよりも目立つな」あるいは「もっと明るくしたかったのに、暗く見える」といったことも起こり得ます。色を決める際にイメージしづらい場合は、業者に相談してアドバイスをもらうようにすると良いです。業者にもよりますが、カラーコーディネーターやインテリアコーディネーターの資格を持っているスタッフがいるところもあります。そうしたプロのアドバイスをもらえば、外壁のデザインで失敗するリスクも減らせるでしょう。

私はこうして外壁塗装に失敗した~被害者の体験談~

意外と多い?!失敗例

塗装ムラと周囲のペンキ汚れ(40代/男性)

念願のマイホームを中古で購入してリフォームを行なったんですが、まさかあんなことになるとは。木造住宅なのでシロアリ対策も兼ねて、業者に外壁塗装を依頼したんです。工事着工から1月程経ち養生や足場が撤去されたので、ウキウキした気持ちで見てみると全体的に塗装のムラがあり、雨樋部分や窓のアルミサッシにペンキ汚れがあったんです。納得がいかず業者に相談しても、「後で責任者から連絡します」と説明されるだけで、いくら待っても連絡はありません。施工費用を返して欲しいです。もっと真剣に業者を選ぶべきでした。

タイル調の目地までベタ塗り(30代/女性)

ウレタン系の塗料を選び塗装をお願いしたので、2年経った今でも劣化はありませんが、見た目がとても嫌です!「温かみのある見た目が良い」と主人と決めたタイル調の目地までベタ塗りされたんです。家全体の締りがなくなり、のぺ~っとした感じになってしまいました。専門業者に依頼した結果がこれなので、他の業者に再びお願いすることにも不安を感じてしまいます。大事な家の外壁塗装は、信頼できる業者に依頼すべきだと身をもって分かりました。口コミや業者のホームページをもっとしっかりと見れば良かった。 このような事態に陥らないように、しっかりと対策を講じておきましょう。業者選びは慎重に行わなければなりません。

もしもトラブルに巻き込まれたら……ここに相談してみよう

男性 外壁塗装は専門性の問われる重要な工事です。使用する塗料や塗り方次第で、防水・耐熱効果や見た目の印象も大きく変わるためです。外壁塗装で後悔してしまった場合は、どこに相談すれば良いのでしょうか。

外壁塗装の悩み相談は、一括見積りサイトがおすすめ!

外壁塗装会社に相談すると営業を掛けられることがありますし、インターネットの質問サイトだと不適切な回答が返ってくる可能性があります。外壁塗装の相談で最もおすすめなのが、アドバイザーに無料相談できる一括見積もりサイトです。良い一括見積もりサイトは複数あります。 一括見積りサイトのアドバイザーは、契約が成立した際に業者から紹介料がもらえるため、利用者の質問にしっかりと答えてくれます。評判の良くない業者をすすめてしまっては、後々トラブルが起こりかねないのできちんとした優良業者を紹介してくれます。 この他にも、外壁塗装会社とのトラブルは公共機関である、地域の「消費者センター」または全国の「国民生活センター」に相談できます。公益財団法人が運営している電話相談所もあります。そうした相談所には建築士が常駐していることもあるので、専門的なアドバイスをもらいたい時も安心です。

大切な自宅の外観を左右する!後悔しない外壁塗装のために(まとめ)

外壁塗装で「この仕上がりどういうこと?」、「料金が見積りより高くなっているのは何故?」ということが起こらないようにしっかりと計画を立てるようにしましょう。事前に策を講じておけば、後悔するようなことは起こりません。満足のいく外壁塗装で、大事な自宅の外観と耐久性をアップさせましょう!

関連キーワード
  • ペンキ
    自宅の外壁塗装【どの塗料を使うのが正解なの?】
  • ペンキを塗る男性
    外壁塗装の種類を知り住宅メンテナンスに活かそう
  • ネットをみる夫婦
    外壁塗装のちょっとした相談、どこにするのが最適か
  • 外壁 塗料
    外壁の美観を維持!劣化を防ぐコーティングとは?
  • 家をメンテナンスするイメージ
    マイホームのメンテナンスは大丈夫?【外壁塗装の必要性】
  • ソファで悩む男性
    外壁塗装で後悔しないために気を付けたいこと
おすすめの記事
塗装作業中の模型と水色のローラー
未分類
  外壁材を選ぶにあたって大切なこと 外壁材は住宅の壁に使われる素材のことで、さまざまな種類のものが存在しています。 よく使用されているのは...